2024年度定期総会を開催しました。
6月1日(土)、兵庫県立のじぎく会館において、2024年度定期総会を開催しました。
総会に先立ち午前中には、顧問・サポーター会議をもち、県外教の今後の運営等について議論しました。
総会では、運営委員の井口さんを議長に選出し、議案の審議を行いました。2023年度の事業報告、決算報告、監査報告を受け、了承されました。2024年度の役員体制では、野津会長、樋口副会長、古田副会長が再任され、事務局員、会計監査、顧問、運営委員、サポーターについても了承されました。続いて2024年度の事業案、予算案について説明があり、審議の後了承されました。
休憩をはさんで記念講演では、兵朝研代表の徐根植さんに、「兵庫朝鮮関係研究会(兵朝研)40年のあゆみ」と題してお話していただきました。兵朝県のあゆみをビデオで振り返ったあと、結成に至った経緯や兵朝研の主な活動について、また兵朝研と県外教との交流についても話がありました。兵朝研の方々が残してくださった記録を読み直すことで、これまでの歴史認識を再構築する必要があると感じました。
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顧問サポーター会議 |
司会 |
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議長選出 |
22年度活動報告 |
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22年度決算報告 |
会計監査報告 |
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新役員(会長)あいさつ |
総会のようす |
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記念講演講師紹介 |
記念講演のようす |
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徐さん |
記念講演の会場 |
第65回兵庫県在日外国人高校生交流会を開催しました。
7月15日(月・休)にJICA関西後援で、第65回兵庫県在日外国人高校生交流会が開催されました。テーマは「あなたの夢をあきらめないで」です。外国ルーツの生徒たちは、国籍や在留資格によって、また情報にアクセスしにくいことによって、将来の夢を実現するのが困難です。夢を抱くこと自体が出来ない場合もあります。また、ルーツをもつ自分に誇りを持てず、不安の中で学校生活を送ることも少なくありません。そこで、今回は交流会という「居場所」で理解しあえるともだちや先輩、大人たちに出会い、各国の料理や文化に触れ、夢をかなえる道筋を見つけられるようなプログラムとしました。
参加者は生徒・卒業生12人と大人11人、計23人です。ルーツはネパール、中国、フィリピン、韓国、アメリカなどでした。当日不参加の生徒も多かったのが残念でしたが、和やかな交流会になりました。
日常の学校やクラスの、日本が一番で当たり前という同一性が強い中で、ルーツをもつ生徒たちはとてもしんどい思いをしています。お互いのルーツや文化、価値観を尊重できる、そんな「居場所」としての在日外国人高校生交流会に、これからも多くの人に参加して、夢を見つけてほしいと思います。最後にみんなの夢をバックに記念撮影して閉会となりました。。
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